先週の土曜日に静岡市までちょこっと出張してきました。
仕事の内容は、基礎巾木の「モルタル刷毛引き」の塗り替えです。
お施主さんはとても感じのいい方で、進んでいろいろとお手伝いをしてくれました。
しかし、なぜ塗り替えなのかというところに問題が。。。
見にくいかもしれませんが、上の写真の影と、この写真の表面の気泡。現場の基礎は高さが140cm位あり、幅は3m位あります。誰にでも目につく場所です。 なのに塗ってある壁は平に塗られてもなく、気泡だらけでまるで「イボ蛙」。誰が見ても「えっ」てなるようなものでした。 監督に聞くと、「下請けに出してあったんだけど、けつ割った(赤字)らしい」と答えが。。。
いやいや、そういう問題か?
とりあえず、接着材を全面に塗り、軽量モルタルで塗りなおしました。
いくらけつを割ったからと言っても、引き受けたからには責任もって最後までやるのが仕事では?と思うのですが。。。
こんな仕上げをするような職人は職人ではないですよね?とても残念な現場でした。
全部で26平米ほどあったのですが、すべて塗りなおしたあとをお施主さんが見て、「ありがとう」の言葉をいただけました。
やはり、お施主さんの喜ぶ顔を見られることが一番嬉しいですね。