前回は、「石灰」について書きましたが、今回は「スサ」について少々。
漆喰に入る「スサ」には、主に「藁スサ」、「麻スサ」、「紙スサ」、「化学繊維スサ」などがあります。
スサは、壁材に混ぜて使われますが、主には塗り壁が乾燥して収縮する際に起こる「ひび割れを防ぐ」という役目があります。
「藁スサ」は藁を切り刻んだもので、スサの大きさによって使われる用途が異なります。
藁スサは、主には土に混ぜて使われることが多く、漆喰の場合は主にはテクスチャーを出すために使われることが多いです。
前にも書きましたが、土佐漆喰には、藁スサが糊の代わりに使われています。
「麻スサ」は麻袋などを細かく断裁し、漂白されて細かくしたものです。
漆喰には一番使われているのではないでしょうか?
「紙スサ」は、麻スサよりも繊維が細かく、漆喰の仕上がりにおいて、上等で、純白を目指す場合に使われることが多い。
もちろん、それだけでは純白にはならないが、、、
スサにおいてはこんなものでしょうか???
ホントはまだまだあるんですけどね、ここまでです。